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医療におけるヨーガ 原理と実践

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基本情報

監修者
新倉 直樹/監修協力:新倉 美代子
著者
編集:サット・ビール・シン・カールサ、ロレンソ・コーエン、ティモシー・マッコール、シャーリー・テレス/寄稿者:エリザベス・L・アディントン(BA)他61名/コンサルタント:トム・オールデン(DC)他29名
訳者
吉水 淳子
推薦者
木村 慧心、岡 孝和
ISBN 978-4-86654-029-0
定価 8,000円+税
発売日 2020年4月

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内容紹介 医療におけるヨーガ 原理と実践



本書は医師、ヨーガ研究者、ヨーガセラピスト、看護師、その他の医療従事者のための初の本格的なヨーガの解説書です。ヨーガの医学的有効性を検証したバイオメディカル研究を体系的・包括的に紹介し、研究がもたらすエビデンスの意味を解説し、推奨される実践と臨床応用を提案します。

23 の章で構成されており、1 部は入門的な3 つの章から成り、ヨーガ、ヨーガセラピー、ヨーガの精神生理学の基礎研究について述べています。
2 部から7 部は疾患別のヨーガセラピーについて述べています。
8 部は2 つの章から成り、ヨーガセラピーの実際的問題、さらにヨーガの将来とその方向性について述べています。
全ての章は、ヨーガ、ヨーガセラピー、ヨーガ研究の各分野で国際的に指導的立場にあり、高い学術的実績に基づき選ばれた61名の寄稿者により執筆されています。


本書の特徴
・科学とヨーガセラピーの実践が一冊に
・様々な疾患におけるヨーガの科学的根拠を再検証する
・ヨーガを治療に活用したい専門家のため、研究の知見と実践的意義を包括的に要約
・ヨーガのバイオメディカル研究の第一人者が各章に寄稿
・ヨーガセラピーが信頼に足る専門的領域になることを後押しする
・ヨーガの実践に伴う問題を疾患別にヨーガセラピストが簡潔に解説する


本書は、治療的介入としてのヨーガに関心を持つヨーガセラピスト、理学療法士、医師、心理学者など様々な医療従事者にとって必須の書となります。




判型:B5判
頁数:592ページ
色数:1C
製本:並製

●著者、監修者、翻訳者について
編者:
サット・ビール・シン・カールサ PhD (Sat Bir Singh Khalsa)
1978 年から神経科学、生物リズム、睡眠を研究し、2001 年からは主にヨーガや瞑想がもたらす心身の健康改善の効果を研究している。実生活でも1971 年からヨーガを実践し、バジャン師の指導を受け、クンダリニー・ヨーガのインストラクターの資格を持つ。現在、様々な研究所で研究に携わり、クンダリニー研究所(Kundalini Research Institute) のディレクター・オブ・リサーチ、クリパル・ヨーガ・ヘルスセンター(Kripal Center for Yoga & Health)のリサーチ・ディレクター、ベンソン・ヘンリー心身医学研究所のリサーチ・アソシエイト、グル・ラーム・ダース医学・人間学センター(Guru Ram Das Center for Medicine and Humanology) 理事、アルツハイマー病研究予防財団のサイエンティフィック・アドバイザー、ハーバード大学医学大学院ブリガム・アンド・ウィメンズ病院助教授を務める。カールサ博士は、これまでに連邦政府が助成する臨床研究で、不眠症、心的外傷後ストレス障害、慢性ストレス、全般性不安障害などに対するヨーガの効果を検証してきた。現在の主な研究テーマは、公立学校の科目にヨーガを加えることの効果であり、生徒の心の健康の指標(自覚的ストレス、レジリエンス、感情制御、不安)に与える効果を検証している。この研究は連邦政府とクリパル・エクストラオーディナリー・リビング研究所が助成している。カールサ博士は、ヨーガは教育や医療などの制度を含む社会全般で広く実施される価値があると考えている。また、カールサ博士は、ヨーガ研究者間の国際的な協力関係を築き、国際ヨガセラピスト協会(IAYT)と連携してヨーガセラピーの研究を推進している。ヨーガ・リサーチ・シンポジウム(毎年開催)のサイエンティフィック・コーディネーターや、インターナショナル・ジャーナル・ヨーガ・セラピーの編集長を務めている。著書(電子書籍)にハーバード大学医学大学院から出された “Your Brain on Yoga”があり、2005 年から同大学医学大学院の選択コース(心身医学)で教鞭をとっている。

ロレンソ・コーエン(Lorenzo Cohen)
テキサス大学付属MD アンダーソンがんセンターで、臨床がん予防科特別教授(Richard E. Haynes Distinguished Professor)、統合医療プログラムのディレクター、緩和医療・リハビリテーション・統合医療科の統合医療部長を務めている。中国の上海の復旦大学病院特別臨床教授でもある。国際統合腫瘍学会の創立者の一人で元会長でもあり、がんを予防し生涯にわたり健康を維持するための教育に情熱を注いでいる。コーエン博士は、大半のがんは予防可能であるとして、生活習慣因子(健康的な食事、身体活動、ストレス管理、ソーシャルサポート。これらはヨーガ的生活習慣(yogic lifestyle)とも共通する)ががんのアウトカムに与える影響を実証する研究をおこなっている。アメリカ国立衛生研究所(NIH)が助成する研究でチームを指揮する一方、臨床では様々な統合医療を提供している。例えば、瞑想、チベット・ヨーガ、パタンジャリ・ヨーガ、太極拳や気功、マッサージ、食事、運動、鍼灸、さらにはストレス管理、音楽療法、筆記療法(emotional writing)などもおこなっている。これらの目的は、がん治療に伴う負の側面を減らし、QOL(生活の質)とアウトカムを改善することにある。また、コーエン博士は補完代替医療にも高い関心を持ち、従来のがん治療に容易に組み込むことができ、がん治療による精神生理学的な帰結を減らしアウトカムを改善しうるような補完代替医療プログラムを検証している。コーエン博士は、がん患者を対象としたヨーガのランダム化比較試験を最初に実施し、現在も継続中である。これらの試験ではヨーガの心理学的・行動学的・生理学的・生物学的な効果を検証している。また、中医学の有用性の研究に貢献したとして、2007 年に上海市の国際科学技術協力賞、2008 年にマグノリア記念賞の銀賞、2011 年にマグノリア記念賞の金賞を受賞している。

ティモシー・マッコール MD (Timothy McCall)
米国内科専門医であり、著書に“Examine Your Doctor: A Patient’s Guide to Avoiding Harmful Medical Care”や“Yoga as Medicine: The Yogic Prescription for Health and Healing”(邦訳『メディカルヨガ ヨガの処方箋』バベルプレス、2011 年)がある。ボストンで医師として10 年以上働いた後、ヨーガセラピーの研究と教育に専念している。自らが創設したYoga as MedicineSM Seminars and Teacher Trainings の所長であり、Simply Yoga InstituteSM for Yoga Therapy and Holistic Health の共同所長でもある。マンハッタンに近いニュージャージー州サミットを拠点に活動している。 これまでに世界各地を旅し、B.K.S. アイアンガーやT.K.V. デシカチャーなど多くの世界的なヨーガの指導者やセラピストから学んだ。直接の師は、パトリシア・ウォルデン、ロッド・ストライカー、ドナルド・モイヤーである。様々な種類のヨーガや瞑想の実践歴は20 年以上、タントラ・ヨーガの実践歴は10 年以上になる。また2005 年からアーユルヴェーダの医師チャンドクティ・ヴァイディヤーに師事し、インドのケララ州の診療所で1 年以上学んだ。
これまでに多くの論文や記事を有力メディアに発表してきた(ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)、ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)、ロサンゼルス・タイムズ、ネーション、レッドブック(米の女性誌)、フィラデルフィア・インクワイアラー、ボストン・グローブ)。1995 年から2003 年までボトムライン・ヘルスでコラムを毎月連載し、1996 年から2001 年までマーケットプレイス(ラジオ番組)で医療関連コメントを担当した。2004 年から2005 年までマサチューセッツ州ストックブリッジにあるクリパル・ヨーガ・ヘルスセンターに研究員として在籍した。2002 年からヨーガ・ジャーナルの医学専門編集者を務めている。また、大学の医学部やアメリカ国立衛生研究所(NIH)や多くのワークショップでプレゼンテーションを行い、ヨーガ・ジャーナル、国際ヨガセラピスト協会、スミソニアン協会が主催する会議で基調講演もおこなっている。活動拠点であるニュージャージー州サミットだけでなく、世界各地でヨーガセラピーのセミナーや指導者訓練をおこなっている。

シャーリー・テレス(Shirley Telles)
伝統医学の学士(MBBS) を取得後、インドのベンガルールにある国立精神衛生・神経科学研究所で神経生理学の研究により修士号(MPhil)と博士号(PhD)を取得した。学位取得論文のテーマは、ヨーガおよびその臨床応用が健康やリハビリテーションにもたらす効果であり、その後も同分野の研究を続けている。博士号取得後、インドのベンガルールにあるスワミ・ヴィヴェーカーナンダ研究財団に入り、研究を開始する前に研究室の開設に奔走するという珍しい経験をした。1998 年にフルブライト奨学金制度によりフロリダ大学放射線学科に留学し、瞑想中の脳を機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で検証する研究をおこなった。また、瞑想の効果を自律神経機能や呼吸機能の変数、大脳誘発電位や事象関連電位、睡眠ポリグラフィー検査、fMRI などを通じて検証した研究により、インド医学研究審議会・先端研究センター賞の第1 回受賞者となった。その後、インド科学技術省の助成で、瞑想中の注意機能をfMRI で撮影しながら高密度脳波計測と事象関連電位計測を通じて検証する研究をおこなった。2007 年からインドのハリドワールにあるパタンジャリ研究財団(ヨーガとアーユルヴェーダの研究機関)の所長を務めている。ヨーガ関連の論文152 本(多くは第一著者)が国際的な文献データベースに登録されている。また、ヨーガとその臨床応用についての講演依頼を国内外から受け、これまでにオーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、ドイツ、香港、ノルウェー、ポルトガル、セルビア、イギリス、アメリカを訪れた。世界各地でのヨーガに対する反応は興味深く、貴重な経験となっている。自身も熱心なヨーガ実践者であり、ヨーガ研究が人間の生のあらゆる側面に有益な影響をもたらしうることを確信している。

目次:
序文
まえがき
編者
寄稿者 xv
コンサルタントを務めるヨーガのインストラクターとセラピスト
献辞
用語集
第1 部 ヨーガとヨーガセラピー
1 章 医療におけるヨーガ
本書の内容と構成
2 章 ヨーガの歴史・哲学・実践
3 章 ヨーガセラピーの歴史・哲学・実践
4 章 ヨーガの精神生理学に関する研究
第2 部 精神障害
5 章 うつ病のヨーガセラピー
臨床的洞察
6 章 不安のヨーガセラピー
臨床的洞察
7 章 その他の精神障害のヨーガセラピー
臨床的洞察
第3 部 筋骨格系疾患と神経疾患
8 章 背部疾患のヨーガセラピー
臨床的洞察
9 章 筋骨格系疾患と神経筋疾患のヨーガセラピー
臨床的洞察
10 章 神経疾患と免疫疾患のヨーガセラピー
臨床的洞察
第4 部 内分泌疾患
11 章 糖尿病のヨーガセラピー
臨床的洞察
12 章 メタボリックシンドロームと体重コントロールのヨーガセラピー
臨床的洞察
第5 部 心疾患と呼吸器疾患
13 章 心疾患のヨーガセラピー
臨床的洞察
14 章 高血圧のヨーガセラピー
臨床的洞察
15 章 呼吸器疾患のヨーガセラピー
臨床的洞察
第6 部 がん
16 章 がん患者のヨーガセラピー
臨床的洞察
17 章 がんサバイバーのヨーガセラピー
臨床的洞察
第7 部 特定の集団
18 章 小児のヨーガセラピー
臨床的洞察
19 章 高齢者のヨーガセラピー
臨床的洞察
20 章 女性のヨーガセラピー
臨床的洞察
21 章 予防とウェルネスのヨーガセラピー
臨床的洞察
第8 部 ヨーガの実践と将来
22 章 ヨーガセラピーの実際
23 章 研究と実践の将来
索引

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