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ガイアブックスのスタッフブログ

スタッフブログ

日本ワイン界の今日
2010.02.22
ソムリエ協会・関東支部分科会で書籍の販売をしました。 「世界市場におけるワインの最新の動向とその市場における甲州テイスティング」と題し、 ジャンシス・ロビンソン女史が来日講演 ジャンシス・ロビンソン…『Vines,Grapes and Wine』や大ヒットを飛ばす『Oxford Companion to Wine』はワインに関する著作のなかでも画期的な名著である。フィナンシャル・タイムズ紙のワイン記者であり、世界各地の雑誌や新聞にもコラムを書いている。「ワイン界に信奉される女性」(USAテュデイ紙)、「一番人気のワインライター」(プレイボーイ誌)などと絶賛されているジャンシスは、1984年ワインの製造・販売業者以外で初めてマスター・オブ・ワインの資格を与えられた。2003年、ジャーナリズムと放送業への貢献が認められて大英帝国勲章(OBE)を受賞。ジャンシスのWEBサイト http://www.jancisrobinson.com   ジャンシス・ロビンソン女史の著書は何冊か日本語版が発売されていますが、 山本博先生が監修されたのは、当社 ガイアブックスの『地図で見る図鑑 世界のワイン 第6版』だけ。 山本博…日本輸入ワイン協会会長、フランス食品振興会主催の世界ソムリエコンクールの日本代表審査委員長、弁護士。長年にわたり生産者との親交を深め、豊富な知識をもとにワイン関係の著作・翻訳を著すなど、日本でのワイン普及に貢献する。主な著書『黄金丘陵』、『シャンパン物語』、『フランスワインガイド』、訳書に『イケム』、『ロマネ・コンティ』、『新フランスワイン』、監修書に『ワインの事典』など多数。 つまり、本書は今日の日本ワイン界において必携であるということです。 会場の中の講演内容は聞けませんでしたが、 かなり高度な質疑応答が白熱していたようです。 日本ソムリエ協会の皆様、山本博先生のお力添えにより 本も順調に売れました ところで、私がワイン文化に啓発されたきっかけはコレ。 マインド×ボディ&スピリット-1001ワイン 『死ぬ前に飲むべき1001ワイン』 監修:ニール・ベケット 日本語版監修:渋谷康弘、柳忠之、中本聡文、大越基裕 編集協力:遠藤誠 発行:ガイアブックス この本の校正に携わった時です。 『 地理的に孤立していることもあって、サルデーニャの岩だらけの丘は、過去2000年間にわたってほとんど発展していないことを自他共に認めている。人口の少ない、乾燥した内陸部は農業中心の社会で、そこに住む人々は昔ながらの伝統的な生活に誇りを持って暮らしている。アレッサンドロは彼の偉大なワインにデットーリという名を付けているが、そこにはこのヨーロッパの辺境の島のワイン造りを支えてきた祖先に対する尊敬の念がこめられている。 このワインのために、平均樹齢100歳を超える古代の低木種カンノナウが、海岸から4キロしか離れていないサルデーニャの北西の石灰質の畑で、潅漑せずに育てられている。 (中略) このワインの秘密を解き明かすことができるであろう質問が2つある。どのようにしてこの葡萄は酸を失うことなしにここまで糖度を上げることができるのか?そして、酵母はどのようにしてこの壊れやすい酸を駄目にせずに、18度近くまでアルコール度数を高めることができるのか?デットーリは先史の謎であり、ワインの起源を我々に教えてくれる。そして我々がいかに飼いならそうとしても、母なる大地はそれ自身であり続けることを伝えている ―アジェンダ・アグリコーラ・デットーリ カンノナウ・デットーリ・ロマンジア2004― ワインには一本ずつ、またヴィンテージごとに、世界の神話に勝るほどの誕生秘話が 『2000ヴィンテージは濃密なチョコレートのアロマがあり、それに75%の新樽比率のフランス産オークが完璧に調和している。非常に芳醇で、艶麗であるが、しっかりしたタンニンが背骨を作り、カベルネ・フランを35%使っていることを頷かせる新鮮なあとくちがある。』 ―ダラ・ヴァール マヤ2000『色は黒く、香りは精妙、優美で、熟した赤い果実、上質の毛皮、スパイス、ロースト香、バルサミコが馥郁と香り、豊麗なフレーヴァーが口いっぱいに広がる。このワインは驚異的に熟成してくはずだ。』 ―コンティーノ ヴィーニャ・デル・オリヴォ1996― なんていう自由な表現ワインを例えるワードの列挙は、日本の詩歌技術に似た創造性が 私は中でも、各国の名木を使った伝統のオーク香に興味津々 読んでると、世界ワインアロマの探検家になり幻想世界に心が飛びます。 960頁という超大作でしたが、校正が楽しくて仕方ありませんでした ワインのアロマとは、イコール文化の香りであり、名士の志の後味 だと思うと、素敵です 浅はかながら、ワイン文化を畏敬しております。 本文:『死ぬ前に飲むべき1001ワイン』より引用。

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