ガイアブックスマインド
すべての生命体と人間は自分の時間を大切にする
- 2023.09.07
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現代に生きるほとんどの人間は、1秒でも無駄なく効率よく時間を使う
いわゆるタイパ（タイムパフォーマンス）が大好きである。
タイパが人生の成功のカギを握るかのように一生懸命タイパに励んでいる。
しかし人生の無駄とはいったい何だろう？いま私は、空気のきれいな自然の中で、酸素を吸ってそして二酸化炭素を吐いている、
と意識してみる。そのことが最高のひとときと感じないだろうか。
食事しているときも、食べ物を口に含んだ瞬間から自らの五感に照らしながら一口一口を味わう。
そのことだけを意識する。
ワインやビール、水でさえ口に含んだら2～3秒間、舌の上において
ゆっくりとていねいに味わった後、ゆっくりと飲み込むようにする。すると幸せな満足感が得られる。
このようにゆっくりとていねいに食べ、飲み、呼吸することで、
水や空気や食物（しょくもつ）は身体にとってもほんとうの栄養となるのだ。時間とはどのように過ごそうと過ぎ去るものだ。
何人（なんびと）にも平等に、幸もなく不幸もなく刻々と1秒ごとに音を立てて過ぎ去っていく
誰もそれを止めることはできない。ただその瞬間瞬間を冷静に意識することは誰にでもできる。
しかし自分の呼吸を意識することがほとんどないのが現代人だ。
1日のうちのたとえ1パーセントでも一呼吸一呼吸を意識することで、
生きている実感すなわち幸福感を味わう習慣をものにできる。
これは私の実感だ。
