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『ホリスティック 家庭の医学療法』について
2010.03.03
20万部近いベストセラー『9割の病気は自分で治せる』を著したe-クリニックの岡本 裕先生が当社の“ホリスティック 家庭の医学療法”の推薦文を書いて下さった。 賛同いただいた点は、よほど重病なものは西洋医学に任せるが、それ以外の90%の軽い病気は医者ではなく自分で治せると打ち出している点である。医者不足の原因の一つがこの90%の軽い病気を自分で治そうとしないで医者にかかり、化学医薬をもらおうとする人が多いことである。健康保険料を払っているのだから利用しなければ損とばかりの90%の軽薄な患者は、医者にとっておいしい患者だとDr.岡本は指摘する。  欧米では、国として自然療法を認め、むしろ推奨している国が多い。しかし、日本では、自民党と厚生労働省と医師会が結託し、西洋医学しか診療・診断を認めないということになっている。利権のもたれ合いをしているからである。  本来ならば我々は自助努力で、自然治癒力と免疫力をつけていかねばならない。対症療法ばかりしていては、根本治癒ができずにかえって危険な重病へ進んでしまう可能性もある。今回、民主党になって鳩山さんが統合医療を推奨し、代替療法も保険でまかなえるようにしようとしているが、トラブル続きでなかなかそこまで手がまわらない。その間、医師会が民主党に接近してきており、ハラハラする思いで見守っている。  日本人のなかにも志をもって海外へ渡り、自然療法士の資格を取った人が現在30名位いるらしい。しかし帰国しても日本では無用の長物と化し、有効に使える就職先もないのが現状である。  聖路加国際病院の日野原重明先生も本の帯に推薦の言葉を下さり、応援して下さっている。  医者頼りではなく、自助努力で健康を手に入れる国民の意識改革は、じわじわとだが広がっている。皆さん一人ひとりが奮い立ってくれれば、真の日本の医療改革は実現する。

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