書籍『漢方生薬実用事典　ペーパーバック普及版』

漢方生薬実用事典　ペーパーバック普及版

基本情報

監修者：: 三浦於菟
著者：: サンディ・スワンダ／田力（リティエン）
訳者：: バンヘギ裕美子

ISBN	978-4-88282-833-4
定価	8,300円＋税
発売日	2012/2/17

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内容紹介　漢方生薬実用事典　ペーパーバック普及版

生薬の働きを通して漢方方剤を説明した実用事典。方剤の適応病態、生薬の働き、方剤の効能と生薬構成等がわかる。オールカラー版。

生薬の働きを通して漢方方剤を説明した貴重な実用事典。清熱作用・補益作用などの働きごとに生薬と漢方方剤が分類され、系統的に理解することができる。方剤の適応病態、各生薬の働き、各方剤の効能と生薬構成等をわかりやすく解説。生薬のカラー写真が多数掲載されているのも他に類を見ない。すでに漢方を扱っている人はもちろん、これから漢方を学ぶ人、医療に漢方を取り入れようと考えている人にも有効な虎の巻で、基礎から実践まで幅広くカバー。日本語版では、第一線で活躍する三浦於菟が国内の漢方事情を踏まえて監修・大幅加筆を行っている。

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本書の特徴と加筆部分について
本書の理解と活用のしかた――四季別漢方方剤分類の意味――

第Ⅰ部　基礎編
発病のしくみと基本的病態
　1 診察方法と証・病／2　発病のしくみ／3 基本的病態／4 虚証と実証／5 寒証と熱証／6 発病・基本病態・治療原則・養生法の関連
治療の原則（治則）と治療法
　1 治療法の指針／2 基本的治療方法（八法）／
生薬薬性理論
　1 四気分類／2 五味分類／3 昇降浮沈の分類
炮製理論
　1 炮製とは／2 炮製の目的
配合理論
　1 生薬配合の原理／2 漢方方剤の配合原則
用薬の禁忌と有害作用
　1 妊娠時の禁忌薬／2 有毒薬／3 生薬の配合禁忌／4 飲食物の禁忌／5 有害作用：軽度有害作用の実態、重篤な有害作用、有害作用の出現要因、有害作用防止策
剤形
　湯剤／エキス剤／散剤／丸剤／振り出し／膏剤／酒剤／洗剤／丹剤
服薬方法
　1 煎薬方法：一般的な煎薬方法、特殊な煎薬方法、使用薬量

第Ⅱ部　実際編
＜冬の章＞
第1章　補益薬と方剤
　1 気虚症とその治法／2 血虚（血不足）の治法／3 気血両虚証（気虚と血不足）の治法／4 陰不足（陰虚）の治法／5 陽虚の治法／6 陰陽両虚の治療
第2章　治燥剤
　1 外感温燥と外感涼燥の治法／2 内燥の治法
第3章　温裏?寒薬と方剤
第4章　収斂薬と方剤
　気、陰、陽の虚脱証の治法
＜春の章＞
第5章　理気薬と方剤
　総論／行気楽
第6章　和解薬と方剤
第7章　活血薬と方剤
　血の病能とその治療／総論
第8章　安神薬と方剤
　総論
第9章　開竅薬と方剤
　寒閉証／熱閉証
第10章　熄風鎮痙薬と方剤
　外風／内風
＜夏の章＞
第11章　?湿薬と方剤
　湿の治療／治法
第12章　化痰止咳薬と方剤
　痰証（痰証／痰病）の治法
第13章　瀉下薬と方剤
　攻下薬／潤下薬／峻下逐水薬
第14章　消食薬と方剤
＜秋の章＞
第15章　解表薬と方剤
　1 外感病の治法／2 外感証を治癒する方剤
第16章　?風湿薬と方剤
第17章　清熱薬と方剤
第18章　外用薬

第Ⅲ部　生薬一覧
第19章　解表薬
　1.辛温解表薬／2.辛涼解表薬
第20章　清熱薬
　1.清熱瀉火薬／2.清熱解毒薬／3.清熱涼血薬／4.清虚熱薬
第21章　?風湿薬
　1. ?風湿止痛薬／2.舒筋活絡薬
第22章　利水滲湿薬
　1.淡滲利湿薬／2.清熱利湿薬
第23章　芳香化湿薬
　1.苦温燥湿薬／2.芳香化湿薬
第24章　温裏薬
　1.広範囲使用薬／2.作用限定薬
第25章　理気薬
第26章　消食薬
第27章　駆虫薬
第28章　止血薬
　1.涼血止血薬／2.収斂止血薬／3.化?止血薬／4.温経止血薬
第29章　活血薬
　1.活血行気薬／2.活血??薬／3.破血薬
第30章　化痰薬（化痰止咳平喘薬）
　1.化痰薬／2.止咳平喘薬
第31章　安神薬
　1.鎮心安神薬／2.養心安神薬
第32章　平肝熄薬
　1.介類鉱物薬／2.虫類薬／3.植物薬
第33章　開竅薬
　1.芳香開竅薬／2.化痰開竅薬
第34章　瀉下薬
　1.攻下薬／2.潤下薬／3.峻下逐水薬
第35章　補虚薬
　1.補気薬／2.補血薬／3.補陰薬／4.補陽薬
第36章　収斂薬
　1.広範囲作用薬／2.作用限定薬

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