レスリー・カミノフの最新ヨガアナトミィ【電子版】
内容紹介 レスリー・カミノフの最新ヨガアナトミィ【電子版】
好評の『最新 ヨガアナトミィ』が電子書籍化!
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アメリカヨガ関連書のベストセラーである解剖学図説ガイド。
ヨガにとってたいへん重要な呼吸に始まり、立位のポーズ、インバージョンと、筋肉と関節の動きの対応、ポーズの修正による効果の変化、脊柱・神経系・呼吸・姿勢の根本的な相互連関などが、バリエーションも含めた約80ものアーサナの解剖学図説により、上下左右あらゆる角度で確認可能な構成となっている。解剖学的視点を通して解説し、スピリチュアルで伝統的なヨガの目に見えない領域の点と点を結ぶ役割を果たす。
●著者、監修者、翻訳者について
著:レスリー・カミノフ(LESLIE KAMINOFF)
T.K.V.デシカチャーの流派に大きな影響を受けたヨガ指導者で、個人に合わせた呼吸中心のヒーリングのためのヨガの世界的権威。ニューヨーク市にある非営利組織「ブリージング・プロジェクト」の創設者。ブリージング・プロジェクトは、教育を通じてヨガ、ムーブメント、エンボディメントの共同体を広げるための組織です。ヨガと呼吸解剖学の分野で40 年以上の経験を持つ国際的に認められた専門家であり、世界中の多くの主要なヨガ団体、スクール、トレーニングプログラムでワークショップを指揮しています。ヨガの国際会議の運営にも携わり、米国で継続中のヨガ指導者やヨガセラピストの認定基準の議論にも積極的に参加しています。高い評価を受けているヨガのブログ「e-Sutra」の開設者であり、たくさんのデジタルコンテンツのクリエーターでもあります。大きな成功をおさめたyogaanatomy.net のオンラインコースもその1 つです。公私とものパートナーであるリディア・マンと共に様々な場所へ行きヨガを指導しています。ニューヨーク市とマサチューセッツ州ケープコッドの2カ所に居住。
著:エイミー・マシューズ(AMY MATTHEWS)
1994 年から米国および海外のムーブメントのワークショップやコースで指導。経験的解剖学、運動機能学、発生学、発達のためのムーブメント(developmental movement)を、教育学、教育哲学、ムーブメント実践の探究と統合し、ソマティック・ムーブメントの認定プログラム、大学やスタジオなど様々な場所で指導をおこなってきました。ボディマインド・センタリングの指導者、幼児向けの発達のためのムーブメントの教育者、認定を受けたムーブメント・アナリスト、ムーブメント・セラピスト、ヨガ指導者。サラ・バーナビーとともに「ベイビーズ・プロジェクト」を創設し、レスリー・カミノフとともに「ブリージング・プロジェクト」で上級研究プログラムを開設。現在の活動拠点はメイン州とニューヨーク市。
ウェブサイトはwww.movementpractices.com.
イラスト:リディア・マン(LYDIA MANN)
ビジュアル・コンサルタントで、Yoga anatomy の3 版のイラストレーター。様々な仕事をマルチにこなす、アーティストにして、デザイナー、テクノロジスト、イベント・プロデューサー、そして特に人体解剖学と物事の適合に関心を持つイラストレーター。ギル・ヘドリー(Gil Hedley)、ラウリ・ネメッツ(Lauri Nemetz)、レスリー・カミノフの下で解剖を学び、レスリーとエイミーによるオンラインコースFundamentals のトレーニング教材のデザインを担当。Yoga anatomy の原版ではヨガのポーズのモデルの撮影( p.120 の写真を参照)と表紙のデザインを担当し、最新版ではイラストも作成。
イラスト:シャロン・エリス(SHARON ELLIS)
メディカル・イラストレーター。Yoga anatomy の1 版と2 版でレスリー・カミノフとエイミー・マシューズと協力して作成した解剖学的イラストの著作権の所有者。これらのイラストのライセンス使用の問い合わせは本人まで。ellismed@aol.com.
翻訳:吉水 淳子(よしみず じゅんこ)
奈良女子大学文学部社会学科哲学専攻を卒業後、大阪府立大学大学院綜合科学研究科文化学専攻を修了。医薬翻訳者として、独語および英語の翻訳を手掛ける。訳書に、『整形外科における理学療法』『シュロス法による側弯症治療』『クラニオセイクラル・オステオパシー』『カイロプラクティックテクニック教本』『筋骨格系のオステオパシー』『筋膜ディストーションモデル』『医療におけるヨーガ原理と実践』『幸福と恩恵のハタヨーガ5つの正しい原理』(いずれもガイアブックス)など。
まえがき
謝辞
はじめに
第1章 ストーリーとしての解剖学
文脈
地図は土地ではない
地図上の用語を定義する
細胞、組織、器官、系
運動
身体の系の動的バランス
運動系の有用な構成概念:神経筋骨格系
まとめ
第2章 骨格系
関節
滑膜関節/バランスのとれた関節腔/関節運動/関節運動の従来の定義
重さと力の経路
骨と靭帯の作動原理
まとめ
第3章 筋肉系
筋肉の基礎解剖学
筋収縮
筋の感覚:フィードバック、柔軟性、伸張
筋の関係:対、層、連鎖
主動筋と拮抗筋という対/単関節筋の層、多関節筋の層/筋の運動連鎖
骨格筋の基本原理
まとめ
第4章 神経系
神経系の位置による地図
コミュニケーションは細胞で始まる
神経細胞とシナプス
グリア細胞/ニューロン
感覚、処理、運動
感覚/処理/運動
運動の学習
体性神経系、自律神経系、腸管神経系
地図を組み合わせる
運動
まとめ
第5章 ヨガと脊柱
細胞から学ぶヨガ
下のごとく、上もしかり(AS BELOW, SO ABOVE)
系統発生学:脊柱の小史
個体発生学:脊柱のさらに短い小史
安定性は重力とともに始まる
脊柱は中立を求める柱である
椎間板と靭帯/押し、押し返される/不健康な椎間板
脊柱の運動の種類
屈曲と伸展、一次弯曲と二次弯曲/空間における動きvs 脊柱の運動:前屈と後屈/空間における動きvs 脊柱の運動:側方の動きとねじれの動き/軸伸展、バンダ、マハームドラー
内的平衡:脊柱、胸郭、骨盤、圧力帯
まとめ
第6章 呼吸のダイナミクス
プラーナ、アグニ、アパーナ
人体におけるプラーナとアパーナの経路:栄養を入れ、老廃物を出す/ドゥッカからスカへ/生後に直面する呼吸と重力
呼吸の定義:2つの腔の運動
水風船とアコーディオン/宇宙による呼吸/呼吸による三次元の形の変化
呼吸の定義を広げる
呼吸における横隔膜の役割:SLARAの公式
横隔膜の形/横隔膜の位置/横隔膜の付着/横隔膜の関係/横隔膜の動き/横隔膜呼吸の神話
三次元の形の変化のエンジンのステアリング
呼吸補助筋
腹部および胸部の呼吸補助筋/胸郭の運動と肋間筋の働き/その他の呼吸補助筋
呼吸パターンを分析する
その他の隔膜
骨盤隔膜/声帯隔膜
鼻呼吸 vs 口呼吸
バンダ
呼吸のキューイングと脊柱の運動:三次元の観点から見た場合
再び内的平衡について:圧力帯
アグニ:ヨガの起源にまつわるストーリー?
プラーナヤーマ、プラーナ、アパーナ、スシュムナー、クンダリニー
まとめ
第7章 アーサナの内側
アーサナの効果
アーサナのアライメント
アーサナの指針はヨガのスタイルによって異なる
アーサナを個人に合わせる
アーサナの分析
開始の位置と支持基底面/骨関節の分析/筋肉の分析
ポーズの情報について
まとめ
第8章 立位のポーズ
第9章 座位のポーズ
第10章 膝立ちのポーズ
第11章 仰臥位のポーズ
第12章 腹臥位のポーズ
第13章 腕で支えるポーズ
参考文献
文献と資料
アーサナ索引
関節索引
筋肉索引
著者について
イラストレーターについて
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