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ガイアブックスのスタッフブログ

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クラニオセイクラル・セラピーとニューロ・キネティック療法
2011.06.06
最近立て続けに医学書新刊出してます。 5/20 神経筋療法トリガーポイントマニュアル 5/25 クラニオセイクラル・リズム 6/10 からだの構造と機能Ⅰ 6/13 ニューロ・キネティック療法 (日付は搬入日) このように続々です。 医学書は、市場に出してみないと売れるか売れないかわからないんですよね。 書店さんも監修の先生も推薦者も皆が「売れる」と見込んだ商品でも、 市場に出してみると全然動かず返品の山となったことも多々ありました。 そうかと思うと、あまり積極的に営業してなかった商品が市場に出たとたん爆発的に注文殺到したこともありました。 本当にわかりません。 特に、リハビリテーションの分野は。 さてこの度また動きがわからない新刊をだしました。 『クラニオセイクラル・リズム』(本体4400円)です。 「クラニオセイクラル」とは、頭の仙骨の中を流れる髄液の脈動を感じながらソフトな圧をかけていくマッサージ治療法  と言ったらいいかな。 正確には、 その治療は、約1~3gのとても軽いタッチで頭に触れていきます。 頭蓋仙骨系は、外面的には既に言及した骨構造、内面的には脳や脊柱を取り囲む膜(髄膜)、そこに含まれる体液(CFS:脳脊髄液)で構成されています。頭蓋仙骨系の中枢神経系や骨部分の膜の動きとともに、CFSの流れの滞りを出来る限り少なくすることが、体の生命機能を高めることになるのです。クラニオセイクラル・リズムのようなゆっくりとしたリズムが、脳や脊髄の発達を促し、機能の能力を高めることに重要な役割を果たしています。 (本文より抜粋) 頭に手を当ててみて下さい。 髄液の音を感じますか? 普通は感じられないですよね。 でもそこに確かに流れている髄液に集中すると、脈を計るように手で動きを感じることができるのです。 今までは、たにぐち書店さん(版元)などから類書が発行されていますが、 まだまだマイナーなテーマ。 どいういう動きをするのか分かりません。 そして、悩ましいのがもう一つ。 『ニューロ・キネティック療法』(本体1800円)。 ニューロ・キネティックとは、(私の言葉で説明しますね)痛む部位をリリースするのではなくて、全く別の部位を動かそうとします。運動中枢が刺激され、脳は運動しろと筋骨格系にメッセージを送ります。その反応を見て痛む原因はどこにあるのか、どこが緊張しているのか見つけるテクニックです。 リハビリに脳科学を取り入れた、本当の原因を探る評価法  です。 これは6/13発売予定。 さて、どのような動きを見せてくれるのか、楽しみです。 世界中には、とてもたくさんのリハビリ法があるんだと驚きます。 トリガーポイント ディープティシューマッサージ クリニカルマッサージ スウェディッシュマッサージ ボバース クラニオセイクラル・セラピー ニューロキネティック …… 世界中の理学療法士さんは、常に勉強していないと付いていけないのではないでしょうか? 勉強するのにお金も相当つぎ込むのでしょうか? リハビリ分野は開拓のし甲斐がありそうですね。

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