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ガイアブックスのスタッフブログ

スタッフブログ

吉祥寺変遷 ジュンク堂開店
2010.11.04
2010年10月15日にオープンした ジュンク堂吉祥寺店に挨拶に行ってきました。   同店は、朝日新聞朝刊での一面広告や電車の中吊りなど 書店のオープンでは他類なき広告宣伝費をかけたようです。   テレビでも新しくなった吉祥寺街歩きの特集をよく見ます。   ここ数年、吉祥寺という街はずいぶんと変遷しましたね。 少し振り返ってみようと思います。   駅ビルロンロンの中の「弘栄堂書店」が惜しまれながら閉店したのは2008年末。 そこへそっくりそのまま「ブックファースト」が入りました。 什器や商品はそのままで経営会社だけ取り変えただけの出店に、様々な揶揄がありました。 そんな話題を集めた駅ビル「ロンロン」も吸収合併により2009年に閉店。 1970年代の吉祥寺開発ラッシュの先駆けとして拡大していった「ロンロン」は約40年の歴史に幕を降ろし、 「アトレ」として改装オープン。 2010年4月に「アトレ」一部オープンと共に「ブックファースト」も床面積を拡大してリニューアルオープン。 地元直結だった「弘栄堂書店」の面影はなくなりヤング向けの近代的な陳列になりました。 そして2010年9月には「アトレ」全面オープン。その中に「ブックファースト吉祥寺2号店」が開店。 駅を挟むようにしてブックファーストが2店入りました。   さらに京王線側の駅ビル「ターミナルエコービル」が2010年3月より全面改装に着手。 そのため吉祥寺の一番書店「啓文堂書店」は少し離れた丸井百貨店ビルに移転。 これを機に「啓文堂書店」では大きな人事異動があり、ずーっとお世話になってきた担当さんが退社してしまいました。   さらに2010年「伊勢丹」が閉店。 そして2010年10月15日、伊勢丹跡に「コピス吉祥寺店」がオープン。 ここに地域最大級の「ジュンク堂書店」が入ったのです。 入ってまず、実用書の充実が目につきました。 棚一島すべて料理書。丸善&ジュンク渋谷店と並ぶのではないでしょうか。 マインド×ボディ&スピリット-ジュンク堂吉祥寺1 中でも驚くのは、柴田書店の『ニューサラダブック』の大展開。 こんな風に一列使うアピールが、料理書の至る所にありました。 マインド×ボディ&スピリット-ニューサラダブック   そして健康書も充実。 東洋医学コーナー、ハーブ・アロマコーナー、ホメオパシーコーナー、ヨーガコーナー…など 専門コーナーが趣味・実用書に色をつけています。 マインド×ボディ&スピリット-ジュンク堂吉祥寺3 マインド×ボディ&スピリット-ジュンク堂吉祥寺2   これまで吉祥寺界隈では取り揃えのなかった、医学専門書や建築書なども圧倒的品揃え。 ただ少し気になったのは精神世界のコーナー。 いわゆる”ライト・ヒーリング”という選書が多いように感じました。 吉祥寺の精神世界層は特別で、入門的なものよりも本質的哲学的なもの、異色なものが好まれる傾向にあります。 もちろん、新しいショッピングビルに来る方が、これまでの客層と同じ嗜好とは限らないので どういう棚作りがいいのか、担当さんと一緒に考えていこうと思います。   隣接する書店、啓文堂さん・リブロさんとも一緒に考えて 各店の良さを活かした読書推進に努めていかなくてはガンバ!

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