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水治療法とは2014/08/06更新

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水治療法は、健康維持や疾患治療のために水を使用すること(どんなかたちであっても)と定義されるだろう。

 

水冶療法の利点として、水は無害であるため、内用にも外用にも使うことができる。環境に関して極端に過敏なものでも利用可能である。

水冶療法において、水温は非常に重要な役割を持っている。まずは、冷水である。

冷水療法は、氷、冷水、冷気、水や人体表面の液体の蒸気などを用いて行われる。その方法は多種にわたるが、原理と効果は変わらない。

冷却療法の主要な直接的影響は、抑制的効果であり、適用方法によって違うが、局部機能の低下、システム機能の低下のどちらかに至る。より長く、より低温の方法を取れば、そよ抑制効果は長く強力になる。しかし、冷水療法に身体が反応すると、普通の機能に戻った時、より活性化が進んだ状態になる。

 

温水療法は、局部やシステムの体温が上がるのを防ごうとする、確実な生理学反応をもたらす。温水療法の効果は、方法、温度、療法の長さ、患者の症状によって異なる。

通常、36.7℃以上の水は、熱いと知覚され、40℃以上になると非常に熱いと見なされる。48.9℃になると、全身入浴は耐えがたくなるが、手など身体の一部分だけなら、あと5~8℃くらい高温になっても短時間は耐えることができるだろう。粘膜は皮膚と違い、57℃という高熱にも耐えられる。そのおかげでお茶やコーヒーのようなとても熱い液体を飲むことができる。空気の熱さには、多くの者がかなり長い時間耐えられるだろう。たとえばサウナでは、温度は93℃にのぼるときがある。近ごろでは、高温浴やサウナなどで高温に触れることがずいぶん普及したが、何度も反復したり長く持続したりする場合は、ひんぱんにシャワーや洗浄などの冷水療法で中和作用を施さなければ、患者を衰弱させてしまうことになるだろう。

 

※水冶療法は研究機関からはほとんど顧みられることはなかったため、ここで紹介する情報のほとんどは古い資料から集めてきたもので、それらは現在の技術による定量化はされていないが、臨床効果と患者の反応に焦点をあてたものである。

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