ガイアブックスマインド
この世に神はいない。あるとするなら「自然の神」しかない。
- 2023.07.27
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自然の神とは、何の主観もない自然哲学のようなものである。
人間の善悪や幸不幸には全くかかわりがないので、いくら熱心に手を合わせて
お願い事をしても、えこひいきしたり操作したりできない神である。
人間に都合のいいようにつくられた話の分かる神ではないのである。手を合わせるときは自分の「うち」にある自らの「自然の神」に手を合わせ祈ることになる。
自然の神と名付けると、これも宗教ではないかと誤解されそうだが、
人間誰にも宿っている自然の意志を強めるために祈るのである。
いいことも、悪いことも、すべて架空の神に頼ろうとする宗教とは全く違う。
