西欧700年のバッグ史
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内容紹介 西欧700年のバッグ史

16世紀の手刺繍された財布から、戦時中の幾度も手直しして使われていたカバン、2000年代の高級ブランド・バッグに至るまで、バッグはユーザーたちのニーズや願望を反映すると同時に、ファッションに対する姿勢も変えてきた。本書では、黎明期の皮革製ポーチから、現代でも人気のある贅沢な逸品まで、ヴィクトリア&アルバート博物館の世界的に有名なコレクションを中心に、バッグの歴史的背景や物語を紹介している。
◎ 16世紀から現代までの、ヴィクトリア&アルバート博物館の類稀なるバッグコレクションより選定された90点以上の画像を収録。
◎ 巻末の参考資料には、より本文の理解を促す用語集付き
判型:A5変型(233×163×18mm)
頁数:160ページ
色数:4C
製本:上製
●著者、監修者について
クレア・ウィルコックス(Claire Wilcox)(著)
ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)で20世紀と現代ファッションを担当するシニア・キュレーター。展覧会「クチュールの黄金時代:パリとロンドン1947–57年」(2007年)でキュレーターを務めた。その他にも同館の大規模展「Vivienne Westwood」(2004年)、「Versace at the V&A」(2002年)、「Radical Fashion」(2001年)のキュレーションを担当。1999年から同館で開催されている「V&A’ s Fashion in Motion」シリーズの発案者でもある。
エリザベス・カリー(Elizabeth Currie)(協力)
ファッションとテキスタイルを専門とする講師・著述家。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの元研究員。V & Aでは、ファッション・テキスタイル&家具部門のアシスタント・キュレーターを務める。『Fashion Theory』『Renaissance Studies 』『Journal of Medieval and Early Modern Studies』などの学術誌で論文を発表し、最近、研究論文『Fashion and Masculinity in Renaissance Florence(ルネサンス期フィレンツェのファッションと男性らしさ)』(ブルームスベリー、2016年)を完成させた。
和田 侑子(訳)
早稲田大学社会科学部卒。書籍編集者を経て翻訳者に。訳書に、『VOGUE ON クリスチャン・ディオール』『VOGUE ON ユベール・ド・ジバンシィ』『VOGUE ON マノロ・ブラニク』『西欧800年の指輪史』(ガイアブックス刊)、『紳士靴のすべて』『サルトリアリストX』(グラフィック社刊)、『マリメッコのすべて』(DU BOOKS 刊)などがある。
はじめに
第1 章
腰帯のポーチと財布
14–15世紀
第2 章
小袋、財布、スイート・バッグ
16–17世紀
第3 章
ポケット、財布、道具袋
1700–1790年
第4 章
レティキュール
1790–1830年
第5 章
袋、財布、シャトレーヌ
1830–1880年
第6 章
ハンドバッグ
1880–1918年
第7 章
ダンス・バッグ、クラッチバッグ、メイク・ドゥ&メンド
1918–1945年
第8 章
ニュールック、ショルダーバッグ、
デザイナーズ・ハンドバッグ
1945–2000年
第9 章
メンズ・バッグ、トート、ミニ・バッグ
2000年代─現在参考情報
用語集
参考文献
バッグを取り上げた主要な衣装コレクション
著者略歴
謝辞
索引
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