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コスメティック安全度とは2014/07/09更新

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コスメティックやトイレタリー製品の製造業者が使用可能な成分は7,000以上に及ぶが(この中には1,000近くの香料が含まれている)、そのうち1,000を越える成分には有毒性が認められ、使用にかんしては多くがある程度の法的規制を受けている。そして他にも900もの成分が、癌誘発物質に汚染されている可能性を含んだまま、製品へと加工され続けているかもしれないのだ。実際、米国の食品医薬局(FDA)による最近の調査では、こうした汚染物質の大半が、商品として大量にでまわっていることが判明している。つまり、たとえばシャンプーのボトルやフェイスクリームの瓶などのラベルに記載されている成分のうち、4分の1以上が規制リストに挙げられているか、何らかの形で危険を引きおこしかねない成分なのである。だからといって、製品そのものが有害であるというわけではない。ただ、危険を及ぼしかねないので、使用に関しては十分な注意が必要だ。

 

コスメティックのような製品は、安全が確認されていなければむやみに流通しないと、一般には思われている。そして製造、販売業者は、それを強調するかのように、製品の特性、「滋養がある」「活性効果が高い」「無添加」などを謳っている。しかしながら実際には、どの程度安全性が確認されているだろう。販売業者がもっともらしくいうように、こうした製品に使えば、本当にシミひとつない、若々しい肌を保てるのだろうか。

 

こうした疑問からはいずれも、明るい展望はみえて来ない。しかし、様々な意味でこれはむしろかなり安全だと思ったのだ。大半のコスメティックやトイレタリー製品は、使用法さえ誤らなければ全く危険はないのであり、ともなれば相対的に、実害を被る人も少ないはずだ。ある1つの製品があわなくても、代替品はたくさんあり、大半の人は、好みにあったものをみつけられるのだ。統計的にいえば、メイクアップ製品に含まれている化学成分によって何らかの実害を被るより、マスカラの先端で目を傷つける方が、可能性としてははるかに高いといえるだろう。確かに、害を及ぼしかねない物質はたくさんあるが、コスメティック等に使用されている成分の大半は全く無害であり、危険性も認められていないのだ。
しかしながら、アレルギー反応は人間と同じで気まぐれなものである。それまで安全だと思っていた多くの成分が、ある日突然有害な成分にかわってしまう危険性は誰にでもあるのだ。

 

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