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土着品種とは2014/08/01更新

  • 読み:どちゃくひんしゅ
  • カテゴリ: 食・ワイン > 土着品種
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※ここでの「土着品種」はイタリアワインについてのこととする

 

紀元前五千年頃にメソポタミアで誕生したブドウは、紀元前四千年頃にコーカサス、そして紀元前三千年頃にギリシャ、さらに南イタリアにたどり着いたという。それからも、フェニキア人、小アジア人、ギリシャ人といった地中海沿岸の諸民族の移住や交易によって色々なブドウがイタリアに運ばれた。またギリシャ人が南イタリアに大規模な移民を行い、ここから、進歩したギリシャのブドウ栽培とワイン醸造がイタリアに広がっていった。

とすると、例えば南イタリアの品種とギリシャの品種は同じ遺伝子形だと考えられるが事実はそうではない。ギリシャにおけるギリシャ品種の遺伝子が長い年月によって長い年月によって変化したことに加え、彼らが運んだのはブドウの種だったからだ。種から育てられたブドウは元々のブドウとは異なった品種になる。さらに複数のブドウがある場所に集められると、自然交配し、新たな遺伝子系を持った品種になる。

このように土着品種とは、その土地で生まれ育った、固有の遺伝子形をもつ品種のことである。しかし、さらに拡大した定義をとるならば、その土地の歴史的背景によって選択され、その土地の自然環境に適合し、その土地の文化的文脈に合致するようなワインを造ることができる、その土地に長い間植えられてきた、ブドウのことである。

 

他のワイン産出国と比較してイアタリアは、土着品種が非常に多い。2000種類をこえるともいわれている。なぜなら、ブドウ栽培の歴史が長いからである。また、小国が分立し、かつ諸外国の支配を強く受けてきたイタリアは、地方によって歴史的背景が大きく異なるからである。また、中央集権的統一国家の成立が遅れたこともあり、地方ごとに独自の文化が発展したからである。すなわち、数多い土着品種は、イタリアのイタリアらしさの象徴なのである。

 

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