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シャンパンとは2014/07/09更新

  • 読み:しゃんぱん
  • カテゴリ: 食・ワイン > シャンパン
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シャンパンは、フランス、シャンパーニュ地方で生まれた発泡ワインである。

ドン・ペリニヨン神父が伝えた瓶内二次発酵と、アッサンブラージュと呼ばれる様々な原酒のブレンド、さらにティラージュおよびドサージュと呼ばれるシロップの添加をすることに大きな特徴がある。

 

シャンパンの祖、ドン・ペリニヨンの功績

ドン・ペリニヨンにとっては、常に泡よりもワインが重要であったし、おそらくワインの発泡は、さらに強化したいものというよりは、むしろ抑制したいと思う厄介なしろものだったにちがいない。彼が意を決して、たぶんやむなく、スパークリング・シャンパンを造り始めたのは、1690年代の半ばだったようだ。しかしこうした事実にもかかわらず、現代シャンパン・ワイン産業の父としての彼の地位は少しも揺らぐことはない。

ドン・ペリニヨンの業績として、

  • 「コカール」・プレス(黒葡萄品種から透明な、発泡しない白ワインを抽出する方法)の発明
  • ワインづくりの北限にあたるシャンパーニュ地方の気候の下では、単一畑からのブレンドしないワインよりも、いつかの葡萄畑からのワインをブレンドした方がよりバランスのとれたワインができることへの発見
  • 「イギリス・ガラス」でできた壜の使用―炭酸ガスの圧力に耐える強度がある
  • 効果的な壜の栓としてコルクの再導入

 

などがあった

 

シャンパンの起源

スパークリング・シャンパンの銀色の泡についての記述が、18世紀初頭から多くの文献で見られるようになった。しかし、この泡立つワインが最終的な勝利宣言を出すまでには、まだ100年ほど必要であった。真面目なシャンパン造りの人々は、最初はこの新しいシューシューと泡立つワインを嫌っていたようである。近代シャンパンの取引が始まったのは、正確には1728年のことである。その年ルイ15世によって、それまでスパークリング・ワインの流通のネックであった壜輸送の禁止が解かれた。

 

これからのシャンパン

シャンパンが生み出されてから300年以上経過した今、シャンパンがこれまで通り、高品質の適切な量で生産された厳格に定義された商品であり続けるかどうかは、押せ押せムードの拡張主義者と、葡萄畑のいかなる拡張も品質第一で行うべきだと主張する慎重な改革主義者のあいだの活発な議論なしには実現し得ないであろう。

 

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