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クンダリーニ・ヨーガとは2014/08/04更新

  • 読み:くんだりーに・よーが
  • カテゴリ: ボディーワーク > クンダリーニ・ヨーガ
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クンダリーニは「愛するものの巻き毛」を意味する、インドの言葉のクンダルから生まれた。この「髪」を解きほぐすことがクンダリーニを目覚めさせることであり、全人類が持つ潜在的能力である。クンダリーニ・ヨーガは、出家して俗世と距離をおくのではなく、社会の中で今その暮らしを続けながら、人生の質を高めることを目的にしている。

 

起源

ヨーガのポーズ(アーサナ)は、古典ヨーガとして有名なハタ・ヨーガのものである。ハタ・ヨーガは修行僧やヨーガ行者など、修行のたまに世俗を離れた人々のためのものであった。一方クンダリーニ・ヨーガは一般社会に生き、家庭や仕事を持ち、自分の内側と外側のバランスをとりたいと望む人々のためにつくられた。ほんの数分でできる、体の心の変化を感じることが出来、効き目が早く、簡単であるのが特徴。

ヨギ・バジャンの教えに基づいており、師は長年にわたり公にはしなかった秘儀であるが、1969年、師の英断により、秘儀のすべてがアメリカにもたらされ、世界中に広まった。師は次のように説明している。「(体・心・魂の調和のとれた)完全な自己を作るための科学技術を教えよう。(自己の調和をとり)健康に、幸福に、そして神聖になることは、人間ひとりひとりが持つ生得の権利なのだ。」そして、国際的非営利団体の3HO(Healthy、Happy、Holy Organization)を設立し、クンダリーニ・ヨーガや瞑想、ヘルシーなライフスタイルやベジタリアンのための栄養学などのワークショップを主催していった。

 

クンダリーニ・エネルギー

クンダリーニ・エネルギーは背骨にある。背骨の中央にスシュムナーというナーディ(エネルギー経路)がある。そのまわりをネガティブなエネグリーを司るイダー(月)と、ポジティブなエネルギーを司るピンガラ(太陽)という2本のナーディが走っている。この2本のナーディはスシュムナーのまわりで絡み合うように2回転半の弧を描き、尾てい骨の先から背骨を上昇している。クンダリーニ・エネルギーを伝導し、全身の経路にエネルギーを送る。体内を流れているクンダリーニ・エネルギーの他に、下から数えて4番目の背骨の下に、手付かずのクンダリーニが眠る巨大な貯蔵庫がある。このエネルギーを刺激して、スシュムナーを上昇して頭蓋骨の天辺に達し、松果体の分泌を活性化する。ヨギ・バジャンは松果体の主な機能のひとつを「全細胞の核の投影を発動させ、コントロールすること」と説明している。

 

クンダリーニ・ヨーガの特徴

「クリヤー」と呼ばれるエクササイズを組み合わせたヨーガのセットがある。クリヤーは「行動」という意味で、ヨギ・バジャンの言葉によると「種子を芽吹かせるべき」行動である。一つ一つのクリヤーに、独自の目的と効果がある。

 

髪はプラーナのアンテナ

ヨーガ的な見地では、髪はプラーナのアンテナであり、大切に守るべきものである。自然に伸ばした髪は、根元に脳を助ける純粋なタンパク質を集める。髪は木のクシでとかし、静電気を中和する。体で一番高い位置にあるチャクラ、クラウン・センターで渦を巻くようにまとめる。それにより髪は「アンテナ」として上方のチャクラ群と一体化し、エネルギーを内分泌器官の要である松果体に運ぶ。アンテナを守り、脳と神経系、そしてオーラを安定させるために、木綿の布で頭を保護する。頭に布を巻くことで、自然に頭蓋骨が調整され、エネルギーが集中し、突き通すように投影する力が宿る。

 

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