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ボバースコンセプト実践編

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基本情報

監修者
新保松雄/大橋知行
著者
ベッティーナ・ペート・ロールフス
訳者
服部由希子
ISBN 978-4-88282-866-2
定価 4,800円+税
発売日 2013/3/15

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内容紹介 ボバースコンセプト実践編



片麻痺、外傷性脳損傷、中枢運動障害等、多数の症例を写真とともに解説。治療にボバース概念を取り入れるための具体的な指針を示す。

ボバース概念の基本を重視しながら実践に即した数多くの症例を紹介した手引書。片麻痺、外傷性脳損傷、脊髄損傷後に生じる中枢運動障害、多発性硬化症、パーキンソン病、運動失調、顔面と口腔部位の障害――これらの症状に対する治療に関し、実際の臨床現場の写真を多数用いながら、長年にわたる実績をわかりやすく説明。バランストレーナーやバイブロスフィア、トレッドミルといった技術的な補助具を使用しながらボバース治療をより効果的に展開する方法も紹介する。ボバーストレーナーとして活躍する著者の貴重な経験をもとに、正常運動の基本原則、診断記録における患者の問題を分析し解釈すること、基本原則を考慮した治療計画の策定、治療症例による提案、それらを常に正常運動と神経生理学に関連づけて解説。理学療法士、作業療法士、ボバースインストラクター、身体領域で働くトレーナーなどへ、日々の治療にボバース概念を用いるための実務に即した具体的な指針を示す。

第1版発刊によせて
〈著者より〉最新版にあたり、日本の読者のみなさまへ
トーマス・ロメルによる推薦文
〈監修者序文〉日本語版発刊によせて
ベルタ・ボバースとカレル・ボバースについて
ボバース概念の誕生と変遷
用語解説
1 基礎知識
 1.1 正常運動
  正常運動とは何か●正常な姿勢コントロールメカニズム/運動コントロール●正常な姿勢トーン●正常な相反神経支配●正常な協調運動●バランス反応
 1.2 評価と評価記録
  参加レベル(量)での評価●構造レベル(質)での評価●評価の法則的な循環図●姿勢トーンの評価●感覚の検査
 1.3 治療原則
  24時間マネージメントの形式における可能な限り早期の治療開始●編成と再編成●目標を定めた刺激としての運動●支持基底面とポジションの選択●姿勢セット(キーポイントのアライメント)●コミュニケーション
 1.4 疼痛への対処
  「快適な痛み」または「健康的な痛み」●関節痛
 1.5 治療へ導く評価結果
2 片麻痺患者の典型的な問題と治療
 2.1 症例:ラケル
  ラケルの主問題:陽性支持反応、過敏症/ラケルの評価●正常運動からの逸脱原因の仮説●主問題・重要な問題●治療目標と治療計画●戦略●治療
 2.2 症例:アデラとM
  アデラの主問題:低緊張、手症候群/Mの主問題:低緊張、低緊張を原因とする過剰な代償/アデラとMの評価と予後●アデラにおける目標設定と戦略●治療●Mの治療目標と戦略●治療
 2.3 症例:アントニオ
  アントニオの主問題:肩の疼痛/アントニオの評価●アントニオの目標、戦略●治療
 2.4 症例:マリタとヌリア
  治療の視点:手指、手、上肢の運動回復の促進 ●症例:マリタ●症例:ヌリア
 2.5 症例:サルヴァドルとカルメン・C
  サルヴァドルの問題:腹筋下部と股関節屈筋、特に大腿直筋と過敏性●サルヴァドル●カルメン・C:屈筋引っ込み反射の症状を呈す患者
 2.6 症例:Lとカルメン・L
  Lの主問題:神経心理学的障害のために起こる過剰な代償●L●カルメン・L
3 頭部外傷患者の典型的な問題と治療(後期)
 3.1 症例:カルメン・S
  カルメンの主問題:四肢過緊張、特に左半身に顕著、神経心理学的障害●カルメンの評価●カルメンの治療
 3.2 治療における補装具の投入
4 失調患者における典型的問題と治療
 4.1 症例:アントニア、ミゲル・アンゲル、アルフォンソ
  アントニアの問題:脳底動脈閉塞症後の運動失調●アントニア●ミゲル・アンゲルとアルフォンソ●両者による治療例
5 脊髄の不完全損傷患者の典型的な問題と治療
 5.1 症例:シルヴィア、ペドロ、R
  シルヴィアの主問題:C3/C4における四肢麻痺/Rの主問題:Th12/L1における不全対麻痺●シルヴィア●ペドロ●R
6 多発性硬化症患者へのボバース概念に基づいた治療の糸口
 6.1 障害等級に関連した治療目標の設定
7 パーキンソン病患者へのボバース概念に基づいた治療の糸口
8 顔面と口腔における機能障害
 8.1 呼吸
  ●呼吸の評価●阻害された呼吸における治療例
 8.2 発声
  ●発生の評価●発生における問題のための症例
 8.3 非言語コミュニケーション:表情
  ●表情の評価●阻害された表情の治療
 8.4 言語コミュニケーション:発話
  ●阻害された発話の評価
 8.5 摂食
  ●摂食障害の評価●先行期と口腔期における摂食の改善への治療例
9 24時間マネージメントと自主活動の提案
10 異なる診断のもと類似した症状を治療する際の共通点と特殊な相違点
11 理学療法の補装具
12 セラピストが常に抱く容易に回答できない質問
謝辞
参考文献

索引

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